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GIS アーカイブ

2007年10月01日

二人の恩師

64歳:9月29日・9月30日

この2日間は私にとって大変寂しい日です。私の二人の恩師(このブログでも紹介いたしましたマーケティングを教えて頂いた富士経済佐内洋治先生とGISを教えて頂いた大阪大学教授の笹田剛史先生)のご命日なんです。

佐内先生64歳の9月29日(8年前の一昨日)
笹田先生64歳の9月30日(2年前の昨日)

お二人とも64歳の若さで他界されました。残念で、残念でなりません。今でも、なぜそんなに急いで逝かれたのか?悔しくてなりません。まだまだ、教えて頂きたいことがいっぱいあるのに・・・・

お陰さまで私は64歳で今日(10月1日)を迎えました。お二人の先生にとって未知の時間です。お二人の先生の分まで頑張らなければならないと思っています。

今日から決意を新たに、先生のご恩を忘れず、初心に戻って再スタートをする所存です。皆様方のご指導、ご支援をお願いいたします。

2007年10月22日

第16回GIS学会学術研究発表会

北海道大学(札幌)で開催

10月20日21日第16回GIS学会学術論文発表会が開催されました。
秋の北海道、最高のシーズンのこの時期に、すがすがしい気候で・・・・しかし、残念ながら期間中
ずーと雨でした。寒い雨が降り続いており、お陰で(?)研究発表会はどの会場も熱心に盛り上がっていました。

ビジネス分野でも以下の発表がありました。
・GISを用いた徒歩交通量の推定
・福岡地域における商業施設間の空間的連鎖関係の分析
・複数の最短距離検索を目的とした経路検索の提案
・スポーツスクールの会員分布及びスクールバスの利用状況の分析
・アジア地域におけるバイオマスCDMプラントの最適立地評価
が発表されました。

これらはGISがあればこその分析であり、視覚化(見える化)が如何に重要か、また、常識化されているかがよく分かりました。

北大校庭(大会会場前)


ps:11月30日東京大学の教室において「ビジネスGIS事例発表研究会」開催します。この中で2番目の事例(福岡地域の・・・)を発表頂く事になっています。

2008年03月28日

平下治のGIS物語55「米国におけるビジネスGIS事例紹介」

ビジネスGISの先進国・米国の事例を紹介

GISの先進国と言えば、やはり米国です。私がこの世界に入った頃(約30年前)、ハーバード大学で生まれたコンピュータマッピングシステム”オデッセイ”が日本に上陸しました。

大型コンピュータに搭載され、価格はハードを含むと、確か、6000万円くらい掛かると記憶しています。
1980年代半ばになり、PCが普及、進化していましたが、さすがにコンピュータマッピングはまだ地図を扱うには至っておりませんでワークステーション”EWS”の領域にありました。価格的にはハード込みで1000万円から1500万円くらいでした。

但し、大型時代、EWS時代も地図はこの金額には含まれていませんでした。

1990年代に入り、PCのOSでWindowsが開発普及したことをきっかけに一機にPCによる”GIS”が普及し始めました。1994年、1995年にかけMapinfo.Esri.Tacticianなど次々に日本に上陸し始めました。

このブログでも紹介したとおり、これから暫く、PCによるGISバブル時代が続きます。

何度もお話したようにGISはマーケティングのツールです。いくら高機能で高価なGISを手に入れても、これを”商売”にどう活かすかが重要です。しかし、世間はGISを売ることに躍起になっていました。


「GISを使うとこんなことが出来、こんなに儲かった」という事例が知りたいというのがユーザになる人の
本音です。外国でも国内でもあまり見ることができませんでした。
国内ではなるべく見る機会を作りたいと思いGIS学会ビジネス分科会で「事例研究発表会」を開催するなど頑張っています。

最近、”米国企業4社のビジネスGIS「先端活用事例」”を見つけました。是非、参考にご覧頂きたいと思います。

http://www.computerworld.jp/topics/db/41021.html
http://www.computerworld.jp/topics/db/41021-2.html

2008年04月16日

平下治のGIS物語56「ECとGISの連携」

EC研究会フォーラムで講演

今やインターネットを通してモノの売り買いをするるのは当たり前になっています。

「来て・見て・触って」というコマーシャルがありましたが今はそのものを見ないでもそれと同類のものをウィンドショッピングで見ておいて、それに自分の好みをあわせてインターネットで探して買う。

例えば、ブーツを買う時、形やデザイン、色、長さ機能、勿論価格など自由な注文をつけて検索すると1,2秒でその要件を満たしたブーツが画面上に表示される。
何軒も何軒もお店を回って希望のブーツが見付からない事はよくある話だ。


有機野菜のネット販売では産地(農家)の人が直接画面に登場、「私が作りました」ということで生産者と消費者を近付けている。一度、経験するとリピーターになって固定客になる。


ネットの話とGISをどう結び付けるか?

例えば、この有機野菜のお客さんをGISで地図上にプロットしたら?
このリピーターが多い地域にそれなりの理由が見付かるかも知れません。

ネット販売とGISはマッチングしにくいと言われていましたが以外に、このような使い方が効果を上げるのではないかと考えられます。EC研の土屋代表のお考えは間違いではないと思います。

このセミナーでの私の講演は少し違和感が有るかもしれないと心配していましたが参加された方々からは大いに関心を持ったと言って頂けたので安心致しました。

私もこのセミナーに参加して、改めて、世の中はどんどん変化していることを実感しました。

2008年07月02日

平下治のGIS物語60(GIS・NEXTフォーラム開催)

東大「山上会館」でGIS・NEXT主催の初のフォーラム開催

わが国、唯一のGIS専門誌”GIS・NEXT”主催のフォーラムが去る5月21日、22日の2日間、開催されました。

初日は慶應義塾大学の福井先生の地球レベルでのGISの活用、温暖化による環境変化に伴うヒマラヤの氷河湖の観察、研究”の講演に続き、地図”をテーマに地図メーカー4社によるセミナー、パネル・ディスカッションが行われた。

2日目は地図を使う側の話で、私のビジネス分野での「GIS活用の現状と今後の課題」の講演に続き、ナビタイムジャパン社、デジタル・アース社、RSRI社、マップコンシェルジュ社の講演とパネルディスカッションが行われた。

2日間とも250席の会場はほぼ満員状態でした。GIS、地図、この活用に大きな関心が寄せられていることをうかがい知ることが出来ました。


来年も開催されるそうでまたこれからの1年でどのような進展が見られるか楽しみでもあります。