サンコウチョウを求めて4週間
野鳥の写真を撮らせたらプロ顔負けの山口の友人あの綾目さんがサンコウチョウを求めて山へ入りました。3週間連続空振り、確かに声はするのに姿を捉えることが出来なかったそうです。
4週間目の日曜日、以下綾目さんのコメント
「山に入って約三時間ほどでようやく雌に会う事が出来ました。山ですから300MM、サンコウチョウは薄暗い所にいてISO6400でした。子育ての後で、羽根が痛んでいますが、九月には南の国へ元気になって旅立ちます。
残念ながら、尾っぽの長い雄は今日は駄目でしたが、形姿は雌とほとんど変わらず概ね尾っぽの長さが違うだけです。」

正に「好きこそ物の上手なれ」ですが、その前に、この根気というか、根性というか、執念というか(ご本人にはごめんなさい)凄いの一言です。いつも「恐れ入りました」です。
ついでに、サンコウチョウについて教えてもらいました。
分布
日本、台湾、フィリピンのバタン島とミンダナオ島に分布する。日本には、夏渡来し繁殖する。日本で繁殖した個体の多くは、冬季中国南部からスマトラへ渡り越冬する。
形態
全長は雄が約45cm(繁殖期)、雌が17.5cm。 繁殖期のオスは、体長の3倍ぐらいの長い尾羽をもつ。羽色は、顔面部が黒紫色、腹部は濁白色、背面はやや赤みのある黒紫色、その他の部分は暗黒紫色で、アイリングと嘴は明るい水色である。 メスは、オスの色彩とほぼ同色であるが、オスと比較してアイリングと嘴の水色は不明瞭であり、更に、背部と尾部はかなり赤みの強い赤褐色をしている。尾羽は体長と同じくらいの長さにしか伸長しない。
生態
平地から低山にかけての暗い林に生息する。繁殖期には縄張りを形成する。
食性は昆虫食で、林内で飛翔中の昆虫を捕食する。
樹上の細枝にスギやヒノキの樹皮を用いたカップ型の巣を作り、外側にウメノキゴケをクモの糸で張り付ける。産卵期は5-7月。抱卵日数は12-14日で、雌雄ともに抱卵する。雛は孵化後、8-12日で巣立つ。
地鳴きは、「ギィギィ」と地味だが、囀声は、「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」月・日・星、と聞えることから、三光鳥と呼ばれている。 また、他にも三光鳥と呼ばれる鳥としてはイカルがいる。
亜種
3亜種に分類されている。
人間との関係
静岡県の県鳥であり、ジュビロ磐田のエンブレムにも月・日・星と共に描かれている。