そんな訳で、普通の若者とは少しズレたような車へ対する感覚が今もなお、根付いているように思います。60歳を過ぎた、今も尚、やはり、車はスポーツカーでないと思っています。
1967年富士の裾野に彗星のように現れたのが「ポルシェ・カレラ6」でした。私の眼が点になりました。
「格好いいー」を通り過ぎていました。そして、コース人出た途端、なんと早いの、早いの!しかも、格好がいいんです。仕事を忘れて見入ってしまいました。
強烈な出会いでした。
確か、この次の年の日本グランプリでこのポルシェ・カレラ6(酒井正)がレースに出て有名な30度バンクでスピン、金網に激突、マシンは原型を留めない大破、誰もが生存を信じなかったその瞬間、レーサー酒井正は掠り傷ひとつなしにマシンから生還。衝撃的な瞬間を目撃しました。
ちなみに、このレーサー、酒井正は次のレースでフォード・コブラを繰って見事優勝をしているのです。
普通の神経ではとてもレーサーなど出来ないと思い知らされました。
将来、やがて、いつかはポルシェ(レースのポルシェとは異なりますが・・)に乗る身分になりたいと”夢”見たものです。
ポルシェは当時も今も(40年以上も)そのスタイルは基本的に変わっていないのです。当時から近代的な空気力学を知っていたかのようなデザインなのです。すばらしい、一言です。信じられないことです。


