先週、札幌のGIS専門会社でビジネスGISの研修を行いました。この会社は、これまでGISの専門会社として長年の実績を持っている会社です。
しかし、その殆どが自治体向けのGISであったため、今後はビジネス分野のGISの活用が本格化する中で、民間の特にマーケティング分野へのGISの活用提案を業務の柱にしたいとの方針で私に研修の依頼をされて来られました。
さすがにGISの専門家ですからGISそのもののについては熟知されています。自信もお持ちです。何でも来い!という感じです。
そこで、いきなり、
「ここに3000軒の酒屋があります。この中でコンビニにしたら儲かる店を見付けて下さい」と課題を出してみました。皆さん揃って「?????」。
つまり、GISをシステムと捕らえ、その機能を充実させ、他に類を見ないGISを開発することがGISのプロと考える人が多いのです。
私は、GISは”マーケティングの道具”と捕らえています。しかも、GISがはじき出した結果は、あくまでも意思を決定する人への「判断材料の提供」だという事を強調しました。
1日の研修の結果、皆さんは揃って随分「気が楽になった」そうです。
自分の仕事に合ったGISを選び、自分の仕事・目的に必要な地図やデータを選んで整理しておき、その上に自分のデータ(顧客データや取引先データ、売り上げデータなど)載せて見て「じっくり考える」のがGISマーケティングの基本です。
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行く途中の車中で何を話すか考える。 研修風景


